湘南ひらつかＡＣの理念

トップアスリートを目指すにあたって 

 
まず、トップアスリートを目指すといっても、厳しい環境で厳しいトレーニングをガツガツ追い込んで行う訳ではありません。 
 
一番大事なのは取り組む競技のことが『好き』とか『楽しい』という初心の感情を大切にすることです。次回も練習に参加したいな、もっと上手くなりたいな。そう思える環境が大事なのです。 
 
どのようにトップアスリートになるか、で一番大事なことは、その競技「好き」と思えることです。「好き」でなければ、その競技を続けることもできないし、もっと学びたい、という意欲は湧きません。 
 
そもそも、嫌々耐えながらスポーツは行うものではありません。 
 
好きこそものの上手なれなのです。 
 
我々のクラブでは、そのような点に注意し、トップアスリートを目指すのだけれど、楽しく上達していくことを大事にしていきます。 
 

陸上のトップを狙いたい選手へ 

 
速く走るために、遠くに跳べるように、どのようなトレーニングを行えば良いでしょうか。 
 
多くの場合、とにかく走る・跳ぶなどの反復練習やドリル形式のトレーニングが行われますが、我々のクラブでは「体の使い方」にフォーカスします。 
 
筋力が足りなかったり、身体の扱い方が上手でない段階でフォームを固めてしまうと、成長したときに感覚が合わなかったり、土台が築かれていないため、伸び悩んでしまうことが良くあるからです。 
 
逆に言えば、合理的な身体の使い方をマスターしておくことで、身長が伸び、筋力が高まった段階において、より大きな飛躍へと繋がります。 
 
我々のクラブでは、反復練習やドリル形式のトレーニングをし過ぎることは好ましくないと考えております。 
 
トレーニング中において、全力で動ける回数は多くありません。子供ならなおさらです。疲れていて、動きが悪いときに反復練習をすると、悪い動きが身についてしまい、伸び悩んだりケガのリスクが高くなったりしてしまいます。 
 
また、我々のクラブでは、年間を通してのトレーニングにおいては、種目を限定せず、走る・跳ぶ・投げるの種目トレーニングをトータルに取り組んで頂きます。 
 
小学生の年代から、多様な身体能力を積むことが、その後の専門種目の確かな土台となります。 
 

他のスポーツをやっていてパフォーマンスを高め、トップを狙いたい選手へ 

 
まず、「陸上」と聞いて皆様は何をイメージするでしょうか？ 
 
一般に「速く走る」とイメージを持つことが多いのではないでしょうか。 
 
ネットで「陸上競技」と調べるとこのような説明がなされています。 
 
トラック競技（＝短・中・長距離競走、ハードル競走、障害物競走、リレー競走、競歩競技）とフィールド競技（＝跳躍競技、投擲(とうてき)競技）及びマラソン競走の総称。 
 
※英語で「陸上競技」は「track and field」と言います。 
 
何が言いたいかと言うと、陸上は、ただ単に「走る」だけでなく「跳ぶ」「投げる」など様々な運動を行うということです。 
 
さらに細かく言うと、 
 
短い距離を速く走る。
長い距離を速く走る。
高く跳ぶ。
遠くに投げる。
様々な大きさ重さのものを投げる。 
 
単に「走る」「跳ぶ」「投げる」だけでなく、様々な条件の基にそれらを行ったり、動作が複合的であったりと、総合的に体を動かすスポーツが陸上なのです。 
 
そして、このように「総合的に体を動かす」ことを通じて得られる運動能力は、サッカーや野球など、他のスポーツをする上でも大きなアドバンテージになります。 
 
スポーツの専門技術を支えるのは、運動能力なのです。 
 
足が速い、遠くに跳べる、高く飛べる、遠くに投げられる、という土台が、専門のスポーツのパフォーマンスを大いに向上させるのです。 
 
ぜひ、他のスポーツをやっているお子様にも、我々のクラブのトレーニングを通じて、パフォーマンスを向上させて頂きたいと思っています。 
 

クラブ　選手　親　という三位一体型での育成 

 
我々のクラブでは、クラブ、選手、親は三位一体となることで初めてトップアスリートへの道を歩んでいけると考えています。 
 
詳細は入会者様には伝えさせて頂きますが、身体のこと、怪我のこと、栄養のこと、その他トップアスリートになっていくために必要な知識を共有できるようにしていきます。 
 
指導者も学び、親も学び、選手も学ぶ 
 
というコミュニティの中でこそ、本当の成長があると考えております。